東京ＹＭＣＡ合唱団は、昭和20年代の中頃から、東京ＹＭＣＡの会員で作られていた合唱団コーロ・パーチェが、発展的解散をした後、新たに結成された混声合唱団です。創立当時は、千代田区美土代町にあった東京ＹＭＣＡ会館を拠点とし、ＹＭＣＡの名の下に活動していました。
会館の移転から練習会場を転々とする時期を経てメンバーも入れ替わり、現在は一般合唱団として独自の活動を展開しています。
初代指揮者は当時の合唱界リーダーのひとり岡本敏明氏。その後、相原末治、小松幸雄の各氏に続いて1980年から常任指揮者に武田雅博氏を迎え、以来今日までずっとご指導いただいております。

長い歴史の中、定期演奏会とクリスマスコンサート、東京都合唱祭や千代田区文化祭出場、有志によるボランティア慰問演奏…など、活動は多岐に亘りましたが、2003年からは毎年12月（または1月）に主催する定期演奏会と、夏の東京都合唱祭出場を、活動の主軸としております。

これまで歌ってきた曲は、枚挙にいとまがありません。中でも、宗教曲には創立当時から取り組んでおり、毎回演奏会で歌われてきました。近年はこれに加え、信長貴富氏の作品やスタンダードな昭和の名曲など、邦人合唱曲をメインに歌っております。
練習会場は、2003年から神田キリスト教会にホームグラウンドを移し、今日に至ります。

年表（ダイジェスト・敬称略）